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出だしは、よくあるパターンです。バカな王子が平民と浮気して、賢い婚約者の公爵令嬢に婚約破棄をいい渡すというシーンから始まります。
こういった作品が面白いかどうかは、婚約破棄されたヒロインにどれくらい人間的な魅力があるか、どのくらい新しい婚約者に大切にしてもらえるか、そして!
バカな王子が、どのくらい「ざまあ」を見るか、ってことですね。
ブックライブ、ピッコマ、LINEマンガ、ebook japanなどに掲載されており、原作は「小説家になろう」で読めます。
【作品情報】
・原作:かのん
・作画:菜乃ひる
・ジャンル:ファンタジー
・出版社:双葉社
シャルロッテ・マロー
リベラ王国の公爵令嬢、感情と天気がリンクする能力を持っている
アズール・シュルトン
シュルトンの国王、シャルロッテと婚約
セオドア・リベラ
リベラ王国の第一王子
ダリル・シュルトン
アズールの弟で、国交関係を担っている
ローリー
シャルロッテの侍女兼護衛、ダリルの妻
ヴェローナ
セオドアが結婚しようとした平民女性
微笑むだけで感情がないと、第一王子セオドアに婚約を解消されてしまったシャルロッテ。シャルロッテは1ヶ月後、隣国シュルトンに婚約者として行くことになりました。
感情によって天気が変わるという特殊能力を持つシャルロッテは、ずっと感情を表に出せずに生きてきましたが、不毛の地・シュルトンで、ようやく自由を手に入れます。
・第一王子セオドアはヴェローナという平民の女性に恋をして、シャルロッテに婚約破棄を申し出る
・シャルロッテは感情を表に出せる不毛の地、シュルトンに嫁ぐことに
・アズールはシュルトンの実情を話し、帰りたいなら帰っていいという
・シャルロッテは感情を自由に出せるようになり、楽しく過ごす
・夜になり、涙が止まらなくなってしまったシャルロッテをアズールが優しく慰める
・シャルロッテは、母親から特殊能力を受け継いでいた
・雨が上がり、シャルロッテはアズールと街の雨祭りへ
・初めてのお酒を飲んで、酔っ払いながらも祭りを楽しむシャルロッテ
・シャルロッテにかわいい服をたくさん着せたいアズール
・セオドアは身分を明かした途端、ヴェローナに振られ、腹を立ててヴェローナを閉じ込める
婚約破棄ものは、だいたい王子がバカで間抜けなんですけど、この作品もご多分にもれず、セオドアは人を見る目がない大馬鹿者です。
第二王子がいて、そっちにも公爵令嬢の婚約者がいるらしい。そうすると、平民を妻に迎えるなんて、普通ではあり得ないんだけど、それほど馬鹿ってことですね。
でもそれでよかった。シャルロッテにとっては。

シュルトンのアズール陛下、最初から好感しかない。
シャルロッテにやさしいし、頭良さそうだし、騎士としても強いし。いうことなし。
もちろん、イケメンです。
シャルロッテは、いつ頃、能力についてアズールに話すのでしょうか?
場合によっては悪用されてしまう能力ではあるものの、アズールならそんなことはしないでしょう。
まだ婚約者だけど、早く結婚式を!
