※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。


絵が綺麗すぎ。
見ているだけでうっとりするような、素敵な絵です。
原作は、「問題な王子様」「バスティアン」でおなじみのSolche先生です。
ゲスな男を描かせたら右に出るものはいない。この作品のマティアス、「問題な王子様」のビョルン、「バスティアン」のバスティアンは、どいつもこいつも、愛する女性を大事にできない、顔の良さだけが取り柄の男たちですが、最後には本物の愛に気づいてほしいと願っております。
マティアスは、ゲスもゲス、主人公のレイラを泣かせてその涙を見て喜ぶようなゲスですが、こんなやつに惹かれてしまう不思議な女心……。
ブックライブ、LINEマンガ、ebook japanなどで連載中です。巻読みなら、ブックライブがおすすめです。
【作品情報】
・原作:Solche
・作画:VAN JI
・出版社:KADOKAWA
・ジャンル:ファンタジー
※毎日回せるクーポンガチャで割引あり
レイラ・ルウェリン
父を亡くし、親戚の間をたらい回しにされ、遠い親戚の庭師のビル・レマーさんへやってくる
マティアス・フォン・ヘルハルト
ヘルハルト公爵家の当主、レイラのことが好きだが、レイラを泣かせてばかりいる
ビル・レマー
ヘルハルト家の庭師、最初はレイラを預ける先を探していたものの、いつのまにか娘のように大切な存在になる
カイル・エトマン
ヘルハルト家の主治医の息子でレイラの幼馴染み、レイラのことが好き
クロディーヌ・フォン・ブラント
伯爵令嬢、マティアスの婚約者
レイラの母はレイラと父を置いて失踪。母を失った父はだんだん仕事もできなくなっていき、父も亡くなってしまいました。親戚をたらいまわしにされ、どこへ行っても邪魔者扱い。
最後にたどりついたのは、遠い親戚のビル・レマーさん。ヘルハルト家の領地、アルビスで庭師をしている人でした。レイラはなんとかここに置いてもらおうと、必死で笑顔を作ります。
・母に捨てられ、父も亡くなってしまったレイラは、父の生まれ故郷ベルクへ
・ヘルハルト公爵家の庭師、ビル・レマーさんを訪ねていく
・アルビスの森でマティアスと出会ったレイラ
・レイラはヘルハルト家の主治医エトマン博士の息子、カイルと出会う
・ブラント伯爵令嬢クロディーヌは、レイラを呼びつけて遊び相手にしようとする
・クロディーヌは、貴族の遊びに付き合えないレイラに、犬に勝るものものないという
・クロディーヌにもらったという金貨を見て、レイラが部屋に閉じこもってしまった理由がわかるビルおじさん
貴族なんて、こんなもんなんでしょうね……。
クロディーヌ、めっちゃ腹立つ。レイラのこと、人だと思ってます?
というか、使用人たちですら、レイラのこと人扱いしてなくない?
身寄りがなかったから?
いずれにしても、クロディーヌがいけすかないことはわかった。
エトマン先生の息子、カイルはとても可愛いです。
レイラのことをちゃんと友達として見てくれているし、レイラもカイルといると楽しそうで。
マティアスやクロディーヌとは極力かかわらず、カイルと楽しく過ごして行けたらいいですね。
レイラは辛い目にあったけど、ビルおじさんの優しさだけが救いです。
貴族のお嬢様に呼ばれ、犬以下みたいなことを言われ、押し付けられた金貨を持って走って帰るとき転んでしまい、その金貨をマティアスに踏みつけられるという……。
あのね、ものを踏んではいけないと教わらなかったのか?
レイラが、その金貨を拾った時の気持ちよ……これをわかってくれるのはビルおじさんだけだ。
7話は、涙出ますよ、おじさんのやさしさに。
レイラがどれだけ惨めな思いをし、悔しかったか。おじさんはわかってくれたんですよ。
それでもあえて詳しいことは聞かずに、レイラはきっと立派な大人になるって、褒めてくれる。
こんないい人に、最後に出会えて、レイラ良かったね。今までの親戚の家ではひどい思いばかりしてきたけど、最後の最後に、こんな素晴らしい人の元に来られた。
そしてレイラは、あっという間に17歳。おじさん結局、預ける先なんて見つけずに、自分で育ててくれたんです。
すっかりお父さんになっていて、なんとほほえましい。
