「兄だったモノ」96〜100話 

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96〜100話のあらすじ

・騎一郎は、聖に生きていて欲しいと思うのと同じくらい、自分と一緒に死んで欲しかった

・自分は生まれてきてよかったのかなと聞く鹿ノ子に、鹿ノ子が妹で楽しかったという騎一郎、鹿ノ子を元の世界に戻す

・騎一郎とやっと本音で会話できた聖、なぜ俺の前に現れてくれなかったのかと聞かれ、拒絶されるのが怖かったからと答える騎一郎

・聖だけ取り残されたが、鹿ノ子が必死で名前を呼び、聖は鹿ノ子の手を取る

・2度目のお盆、それぞれの日々が続いていく中で、まだ聖にまとわりついている騎一郎

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【ネタバレあり】「兄だったモノ」96〜100話の感想・考察

今さら本音で話して何になるといいながら、まだ聖に執着する騎一郎を、「兄だったモノ」と呼ぶ鹿ノ子。

聖に生きていて欲しいという思いは「アレ」に、死んで欲しいという思いは子供の姿になるなんて。だから、元は同じだって言っていたんだ。

そして、鹿ノ子が聖を好きになるように仕向けたのも、あの家以外に拠り所を作って欲しいという願いからだったなんて。

管理人
管理人

人は、自分の中にさまざまな面を持っているけれど、ここまで多面性のある人も珍しい。

多重人格ではないんですよね。お面をつけていただけだから。

騎一郎、なんなんて思ってたけど、めぐりめぐって「いいやつ」ってことになるんかな。

結局、鹿ノ子のことは元の世界にもどしてあげました。

さて、問題は聖ですね。騎一郎は、まだ聖を死なせようとしています。聖のことが好きで、幸せに生きてほしいと願うのと同じくらい、自分と一緒に死んでほしいと思う騎一郎。

もちろん、聖は断るのですが……化け物の姿が、聖にだけ見えなかった理由。拒絶されるのが怖かったからと。

管理人
管理人

いくら恋人でも、たしかに、あの姿で出られたら嫌かな。

100年の恋も覚めるかな。

どんな姿でも出てきてほしいと思うのが、本当の愛でしょうか?どうかなー。

これで成仏してくれるかなと思ったけれど、そこはやはり、悪霊。まだ聖を諦めきれず、取り込もうとするんだけど、最後の最後、聖への愛情が勝ったかな。

聖を呼ぶ鹿ノ子の声が聞こえて、聖が迷うんですよ。鹿ノ子のことも好きだけど、やっぱり騎一郎も捨てられない。

でもここで、振り返ったらもう元には戻れないよって。最後は、切ないなー。騎一郎もなんか、かわいそうになってきた。

どうして病気になっちゃったんだろう。こればっかりは、どうしてって言っても仕方ないけど。この2人が幸せに暮らせていたらなあ。

管理人
管理人

ただ、もしあのまま病気にならなかったら、なんか不健全な2人だったのかもしれないなと思います。

騎一郎も、お面を被ったままで。

亡くなったことは悲しいけれど、大事なのは残された人が幸せになること。

前を向かないといけません。

そして、2度目のお盆がやってきました。

聖は再び小説を書き始め、藤原さんは片目失明。南さんは変わらないけど、西迫はまだ聖さんに告白してる。

聖と鹿ノ子は、まだなんでもない関係。でもこれから、鹿ノ子が大人になれば、また変わっていくでしょうね。

管理人
管理人

西迫がまだ告白し続けてるのがおもしろいなー。

神出鬼没の鬼頭も出てきて、オールスターズだな!と思ったら、騎一郎もいた!

え、まだいるのか!

この奇妙な三角関係を続けてやろうって思ってる鹿ノ子。どっちが聖を捕まえるのか。

ここで本編完結!

なんとも、文学的な作品でした。随所に名文が出てきて、マンガの域を超えている。深い。

演劇を見ているような部分もありました。もう一度、最初からじっくり読み返したい作品です。

外伝に続きます

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