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・ヨーランの行きたいところにとことん付き合う！というニナ、本屋や茶葉のお店を堪能する
・ヨーランは、世界中を回って安価な魔法薬を作って届けたいと卒業後の夢をニナに語る
・効きもしないリリアの治療で具合が悪くなっているエルランド
・エルランドの魔力暴走を起こすため、リリア（ほんとはニナ）をさらうロムスク殿下
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ヨーラン殿下、顔が曇ってるわね…そりゃ、せっかくニナとデートなのに、ニナの頭の中はエルランドのことばかりだからね。
悔しいわよね。微妙な気持ちになるわよね。
でもその気持ちを、素直に口にするのが、ヨーラン殿下のいいところなのよ。ニナ、それをわかってくれないかしら。
当て馬であることはわかっていながらも、ヨーランルートを願ってしまう。
ヨーランにしときなさいよ。
さて、しばらくリリアの効きもしない治療を受けていたから、エルランド、かなり具合が悪そうですけど…そんなときに、ニナがさらわれてしまいます。
今はリリアの姿だけど、時間が経つとまずいのでは？
ニナ、かわいそうに、痛めつけられて元の姿に戻ってしまいます。
翌日。当然、リリアは普通に授業に出ているわけで、それを見たロムスク殿下、思わず「なぜ」と言ってしまいます。
エルランドに気づかれて、エルランドはニナ救出に向かうんだけど、ロムスク殿下の目論見通り、魔力の暴走を起こしてしまいます。
これは……まずいね。
ニナを助けるためだったとはいえ、怒りを制御できないということになってしまう。
しかし、いたいけな女の子を人質に取るなんて、ロムスクだって王の器とはいえないことをしているのだから、これだけでエルランドがダメってことにはならないでほしいな。
