「にぶんのいち夫婦」のあらすじ〜ネタバレ・感想・考察〜最終回の結末は!?

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夫は浮気をしているのか?誰もが羨むイケメン夫との幸せな結婚生活だったのに……。

一度疑い出したら、もう止められない。

広告を見て読み始めたのですが、絵もきれいで、一気に最後まで課金して読んでしまいました!

【分冊版】全32話、【コミック版】全8巻で完結しています。

【作品情報】

・原作:夏川ゆきの

・漫画:黒沢明世

・ジャンル:女性マンガ

・出版社:マンガボックス

この作品の見どころ

この作品のみどころ

・和真はほんとうに浮気してるの?

・相手は誰?

・夫婦の信頼を取り戻すまで

・文と樋口くんとの関係はどうなる?

>>「にぶんのいち夫婦」はブックライブでも読める!

2021年にドラマ化もされました。

登場人物

中山 文

2年前に和真と結婚。今はカスタマーサポートセンターでパートをしている。

中山 和真

文の夫で、浮気疑惑が持たれている。

樋口 亮

文のパート先の同僚、大学生。

さやか、菜摘、香住、優香、多恵

文の高校からの友達。

高梨

和真の同僚

立川さとみ

和真の勤め先の後輩

あらすじ

1〜4話

・文は和真のスマホを見てしまい、「立川さとみ」からのメッセージを見て浮気を疑う

・クリスマスイブ、結婚記念日なのに和真は帰ってこなかった

・翌日にいつものイタリアンレストランに行き、クリスマスプレゼントをもらうも、全然嬉しくない文

・文は真実を知ろうと、立川さとみのSNSを調べる

5〜8話

・立川さとみのSNSに、自分がもらったものと同じプレゼントが写っていた

・文は妊活の協力を和真にお願いする

・文は家で、「from s」と書かれたバレンタインのチョコを見つけてしまう

・樋口くんと和真が文を巡って火花を散らす

9〜12話

・優香は夫からひどいモラハラを受けていた

・文は浮気の証拠を見つけようと思い、樋口くんに協力してもらう

・文はいったん実家に帰る

・立川さとみは高梨の浮気相手だった、和真の相手はさやか?

13〜16話

・樋口くんは高梨を使って浮気調査を進める

・さやかと和真が会っている現場を押さえる

・和真はさやかと浮気をしたのではなく、美人局にあっていた

・さやかは香澄の時計を盗み、その彼氏だった健とも浮気をしていて、余罪多数

17〜20話

・和真と文は5年前の合コンで知り合った

・結婚式の直前にさやかが言い寄ってきたが、あっさり振る和真

・さやかが和真をはめた過程が明らかになる

・和真が文に話せずにいる間に、さやかの要求がエスカレートしていく

21〜24話

・クリスマスイブ、会えば写真を削除してくれるというから、さやかに会いに行った和真

・和馬はバレンタインの日にさやかに呼び出され、妊娠したと言われる

・文と樋口くんと仲が良さそうに見えたから嫉妬する和真

・さやかに翻弄され続ける和真

25〜28話

・証拠写真に違和感を覚えた和真は逆にさやかを脅す

・文は、優等生で早くに亡くなったさやかの姉にそっくりだったから、さやかは異常に文を嫌っていた

・樋口くんは和真に宣戦布告

・樋口くんは文に告白するも、文が自分を選ばないことはわかっていた

29〜32話

・文はそろそろ家に帰ろうかなという気持ちになってきた

・和真が迎えにきて、お互いの気持ちをぶつけ合う

・文は妊娠3ヶ月、樋口くんはアメリカへ留学

・文は無事に出産

【ネタバレあり】「にぶんのいち夫婦」の感想・考察

絶対こいつ、浮気してるよな〜、イケメンで妻思いのふりしてサイテーと思っていたのですが……二転三転する展開が、面白かった。

一気に読んでしまいましたよ。

最初は、立川さとみが浮気相手だと思われるのですが、そこには巧妙なさやかの罠がありました。

とにかくさやかがクソすぎるし、同情の余地はないのですが、親から愛されなかったということは、さまざまなところに影響が出るんだろうなと思います。

結局、自分を愛せない大人になっちゃったから、誰からも愛されない人になってしまったんでしょう。

どうして私は一番になれないの?という叫びが、哀れ。

それは、自分自身を一番にしていなかったから。誰か、教えてくれる人がそばにいれば、こんな不幸にならなかったのかも。

人を信じるって難しい

愛していることと、信じることは違うという文の言葉が重い。

和真のことは愛してる。でも、信頼できなくなったら夫婦ではいられない。

一生懸命、信じようとしていたから、証拠が集まるたびに辛かったでしょうね。

管理人
管理人

結局、和真も文を心から信じていなかったってことなんじゃないかと思うんですよ。

さやかのことを、相談できなかった時点で。

打ち明ける機会は、いくらでもあった。でも、心のどこかで、「信じてもらえなかったらどうしよう」という気持ちがあって、つまりそれは、和真自身が文を信じていなかったからだと。

まあ、言葉でいうほど簡単じゃないことはわかります。打ち明ければ、文は少なからずショックを受けただろうし、もしそれで気持ちが冷めてしまったら……という不安が大きかったですよね。

でも、だからこそ、話すべきだった。早めに話していたら、こんな大事にはならなかったのに。

ときにぶつかり合うことの大切さ

和真は、スマートな男なんですよ。

感情を露わにすることもあまりないし、滅多に怒らない。

でもそれがいいかどうかは、また別の話。

穏やかな日々を過ごすことはできるだろうけど、人間だもの、ドロドロした感情とか、理性では割り切れないこととか、あるでしょうたくさん。

管理人
管理人

どんなに愛し合っていても、感情がぶつかることって、避けられないと思う。

でも和真は、波風を立てないように生きてきたから、喧嘩になったとしてもとことん話し合うという経験がなかったんですね。

だから今回のことも、ひとりでは乗り切れなかったんだと思います。

文が樋口くんの協力で調査をしなかったら。もっと大変なことになってた気がする。

できるだけ穏便に、着地点を探そうという姿勢は、大事かもしれないけど。

管理人
管理人

でも夫婦だから、ときには腹を割って話す、自分の感情をぶつけるってことがあってもよかったんだろうと思います。

なんだかんだあったけど、最後にはそのことに気づけてよかったです。

大変だったけど、今でよかったんじゃないか?

この出来事がなかったら、平穏無事に暮らせていたかもしれない。でもいつか、本音で話せない夫婦は、どこかですれ違いが生じることになったのではないかと思うので、子供が生まれる前にぶつかり会えたことは、ラッキーだったと。

まさに、「雨降って地固まる」的な。

樋口くんルートもほしかった…

最後は、ちゃんと仲直りするんだろうなということはわかっていましたが、個人的には樋口くんルートも欲しかった!!

樋口くんは、一見チャラそうに見えるんですが、そうではない!!

家庭環境にあまり恵まれていなくて、寂しい少年時代を送ってきたから、ちょっと世の中を斜め上から見てる感じですが、愛する人の幸せを心の底から願う素敵な人ですよ。

特別編は、樋口くんが主人公なので、樋口ファンにはぜひ読んで欲しいです1

>>特別編はコミックシーモアで読めます

>>原作はエブリスタで読めます!

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