「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」5巻

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5巻(24〜28話)のあらすじ

・時を司る時空神クロノワから女神パルミアとパルミアの巫女に奪われた、聖女ディアナの加護を取り戻して欲しいと頼まれる

・テレネッツァは姫宮テレサという転生者だった

・大聖石が壊され魔物がスノーウィンドに接近

・神聖皇国エルドランドと公国ファルコニアがパリスタン王国に宣戦布告

・ヴァンキッシュの騎兵団副団長ジンが同盟を組みたいとアルフレイムからの手紙をジュリアスに持ってくる

・ディアナ(サーニャ)はディオスの腹違いの妹

・スカーレットはレックス(竜)に乗って戦地へ

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【ネタバレあり】「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」5巻(24〜28話)の感想・考察

いろいろと、大変なことになっている。それでも、安定のジュリアス。常にふざけているようで、やる時はやる男。

このキャラ、好きだわ。最後は、スカーレットとくっついて欲しいな。

パルミア教の陰謀

最初は、パルミア教が自分たちの教えを広めるために、ディアナ聖教を倒そうとしているのだと思いました。

だから、ディアナの加護を奪い、聖地巡礼も邪魔しているのだと。

しかし、周辺国を味方につけ、宣戦布告。女神パルミアは、パリスタン王国そのものを潰そうとしているみたいです。

管理人
管理人

女神パルミアがすべての元凶なのね。

神様のくせに、こんなわがままでいいの?と思ったけれど、そもそも神様なんて、そんなものなのかもしれない。

スカーレットが言っていたように、人間が右往左往しているのを眺めているだけの存在。

いいことをしたら救ってくれるなんて思うことが、そもそも間違っているのかもしれない。

ディアナとディオス

今回は、ディアナが聖女として目覚めてから、ここまでの歩みも描かれていたけど、決して順風満帆ではなかったんですね。

小さな女の子がいきなり聖女になり、親元を離れて遠くに連れてこられた。同じ聖女だったスカーレットは可愛がってくれたけど、あまりの力量の差に落ち込むばかり。

スカーレットが、ほんとうにディアナを大事にしていたからこそ、余計に妬ましく感じたのかもしれない。

でも、スカーレットのことは本気で好きだった。だからこそ、なんで裏切ったのかがわからないな……。

それは26話で明かされますが、加護の力を取り戻したかったからなのね。

管理人
管理人

聖女でなければ、自分の存在価値がないと思ってしまったから。

そして、そそのかしたのはディオスなんだけど、ディオスも妹の笑顔を取り戻したかっただけなのね。

許せないのは、この二人を利用したパルミア教。

テレネッツァが加護の力を奪ったくせに、「協力すれば加護を取り戻す方法を教えてあげる」とだまして。

ディオス、裏切り者じゃん!と少し腹は立ったけど、根は悪い人じゃなかった。むしろ、テレネッツァを信じちゃったのが甘かっただけで、妹を助けてあげたかっただけ。

やったことはよくないことだけど、この二人も救われて欲しい。

今回も、スカーレット様の戦いぶりが素晴らしく。

美しいし、かっこいいです。(語彙力なさすぎ)

6巻に続きます

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