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・セレナにはこれまで学ぶ機会もチャンスもなかった、誰一人としてセレナを軽視できないようにしろとラウルに命じるアイザー
・別館はセレナにとって特別な場所、アイザーに渡された記録書を読み込んでいた。王立学校を主席で卒業したセレナにとっても大変な量だった
・あるとき、アイザーが電話で、利用できるだけ利用して邪魔になったら殺すと言っていたのを聞いてしまったセレナ
・創立記念式典の準備を任されたセレナ、大変だと言いつつもやりがいを感じており、テラス増築工事に関して出した意見が採用されて嬉しい
・一人でやっていく力を身につけて、離婚しようと考えているセレナ
やっぱりね、アイザーはセレナにちゃんとした立場を与えてあげたいと思ってると思う。
お母さんのベラティナは、祖母イアンサが小さい時から後継者教育をみっちりしてきた。
だから、若いうちからすぐホテルを継げたんだけど、自分が勉強づけだったことから、セレナには子供らしく、今できることをやってほしいと思って、愛情から、まだ何も経営について教えてなかったんですよね。
まさか自分が10代の子供を残してこの世を去るなんて考えていなかったから、これはセレナにとっても不幸だったけれど、仕方なかったと思う。
しかしそのせいで、アイザーと結婚したとき、ホテルの実権はアイザーにあるって誰もがわかっちゃったから、誰もセレナを相手にしなかった。

家族も亡くして、周りからも蔑まれて…どんだけ辛かったか。
その状況を理解しているアイザーは、セレナが誰にも軽視されないようにと気遣っていて、本当にすごい思いやりだと思うんですよ。
セレナは王立学校首席ですから、頭の良さは間違いない。だから、できるって信じてたと思う。
しかも、ホテルの過去の記録というのは、素人が一から読んだら理解はできないかもしれないけれど、セレナにとってはこれまで見てきたこと(行事だとかそういったこと)なんですよね。だから、他の人より早く理解できるはずという目論みもあった。
アイザーの洞察力ってすごいなと思いました。

やるべき役割を与えたら、セレナが立ち直れるって信じてたんじゃないかな。
その意図は伝わってはいないにしても、やっぱりセレナには素質もあったんでしょうね。
ブーブー文句を言いながらも、すごく頑張ってやりがいを感じているし、それに人に認めてもらえる喜び、褒めてもらえる喜びというのを理解して、仕事を楽しんでいる様子がすごく微笑ましいです。


