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・まだ状況証拠だけだが、ネズミは主治医の妻であったと、鴛野が報告する。あとは現場を押さえるだけ
・中条伯爵からバザー出資の申し出があったが、その条件は、千代にお礼の菓子を持って来させることだった
・鴛野はこれまでの生い立ちと自分の秘密について、美青に打ち明ける
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中条伯爵って、ちょっとあやしい。
あんまり公の場には出てこないらしいんですけど、前回の茶会の時、女中が見たことあるっていってたんですよね。
他家の女中が、どこで見たのか?これきっと、何かの伏線ですよね。
しかもわざわざ、千代を指名するってのが怪しい。
蔵田が付き添うことになり、思わぬ「デート」になって、千代は舞い上がっているけれども。
蔵田との関係が急展開すぎて。だって今までそんなそぶりなかったじゃない?

なんか手放しで喜べない感じがするのは、私だけだろうか…。
そして、鴛野の秘密。秘密というか、なんというか。
比較的甘やかされて育ち、親の言う通りに生きて来たと。
三崎男爵家では男性使用人しかいなくって、女性を渇望しているところに、三崎家を訪問した美青を見て一目惚れ、みたいな話?
護衛の辰雄が「ふざけてるのか?」と怒りを露わにするのも、わからんでもない。

しかし鴛野は、美青ちゃんを「好き」なのではなくて、「信者(ファン)」なんだそうです。
この時代、女性が自立して生きていくことはできませんでしたよね。親が決めた相手と結婚する。
美青もそうでしたが、決められた道でも歩き方は自分で決めるって言ったんですよ。その言葉で、ファンになってしまったと。
だから、富嶋家で使用人を募集していると知り、「初めて自分の意思」で歩き、ここへきた。
横恋慕しているんじゃなくて、よかったですけど。
このまま、しもべとしてがんばってくれ。



