「兄だったモノ」外伝9

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外伝9のあらすじ

・小松由紀子は東京へ帰っていった

・騎一郎は、さつきが聖を害そうとしていたため、何かされる前に出て行ってもらいたくて、浮気まがいのことをしたと謝る

・さつきが騎一郎を道連れにしようとしたということは、尊は誰を道連れにするのか

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【ネタバレあり】「兄だったモノ」外伝9の感想・考察

この時点で、騎一郎はもう余命宣告されているはずで、それは聖も分かっている。

切ないなぁ。

騎一郎はさつきに「一緒に来てほしい」と言われたけれど、断ったんですよね。たとえ残りの時間が短くなくても、断ったでしょうね。

ここで、聖が有名な和歌を口にするのです。

「みつせ川われより先に渡りなば みぎはにわぶる身とやなりなむ」

直訳すると、「あなたが先に三途の川を渡ってしまったら、残された私はどうすればいいのでしょうか?」という意味ですが、この頃には女性は処女を捧げた男性に手を引かれて、三途の川を渡ると信じられていたんですね。

「じゃあ、あなたは誰に手を引かれて川を渡るの?」と、さつきに聞かれたと。

騎一郎は「当然俺だ」って言うんですけどね。

「だったら、俺と長生きしろ」って、聖が泣いてる。ああ、切ない。

で、ボゼン様に連れて行かれた人は、自分もボゼン様になって道連れを探すんでしたよね。

小松由紀子を道連れにするのは、尊ってことか。

外伝10に続きます

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