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・ハイナーはずっとアネットを尾行していた。電車の中のおばあさんとの会話も後ろで聞いていた
・一人で海に入っていたところをハイナーに捕まるアネット。すぐ捕まると思っていたのに、ハイナーが直接来たことに驚く
・ハイナーの憎しみを前に、ハイナーは自分にどうしてほしいのか、わからないアネット
・眠れないアネットのために、あたたかいカモミールティーを淹れてくれるハイナー
・数日後、手元に残っていた宝石類を処分しに街へ行くアネット、店を出たところで銃で撃たれてしまう
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ハイナーは、アネットが憎いけど、いますぐ離婚するつもりはないのよね。アネットが苦しむところを見たいのよね。
でも、私にはそうは思えない。
今はたしかに、憎んでいるかも知れない。権力者の家に生まれて、その権力は人々の犠牲の上に成り立っていることを知らず、政治のことも何もわからず生きてきたアネットを憎む気持ち。
一方で、一人の女性としてのアネットのことは、まだ好きなんじゃないかと思うんですよ。
だから、海に入ろうとしたアネットを止めたし、睡眠薬を常用していることについても、怒ってる。単に、生きて苦しめたいからじゃないと思う。
でもまだ、ハイナー自身も、自分の気持ちを整理できていないというか、なにをどうしたいのか、わかってないんじゃないかな。
最後に、アネットが撃たれてしまった……もう、つらすぎる。
世間知らずだったかもしれないし、知らず知らずのうちにたくさんの迷惑をかけてきたのかも知れないけど、アネットだけがこんなに辛い思いをしないといけないんだろうか。

